
ヘナの白髪染め
ヘナの白髪染めとは、ミソハギ科の植物『ヘナ』から採取した染料で染める白髪染めです。
ヘナはインドやエジプト、北アフリカなどに生息する常緑低木で、乾燥させた葉を粉末状にし、さらに水で溶いたものが染料として用いられてきました。
主な用途としては、髪染めのほか、眉や爪、手足などのボディペイントやタトゥーなどに用いられており、髪だけでなく肌にも使用できる植物染料として知られています。
ヘナの歴史は非常に古く、かの有名なクレオパトラもヘナをマニキュア代わりに使用していたと言われています。
ヘナの白髪染めのメリット
ヘナの白髪染めは、ヘナに含まれる『ローソン』という赤色色素で色をつけることができます。
ローソンには髪や皮膚のたんぱく質と結合するはたらきがあり、この性質を応用して白髪染めに用いられています。
ボディペインティングやタトゥーに使われることでもわかるとおり、肌に対して非常に刺激が少なく、肌が弱い方でもトラブルを起こさずに使用することができます。
また、ヘナにはハーブ特有のトリートメント効果があり、髪のダメージを修復してくれるほか、頭皮の荒れを改善し、健やかな状態へと整えてくれます。
ヘナの白髪染めのデメリット
ヘナの白髪染めは植物染料なので、酸化染料などを配合したヘアカラーに比べると若干即効性に欠けます。
また、おしゃれ染め並にさまざまな色を楽しめるヘアカラーに対し、ヘナの白髪染めは赤またはオレンジ系統の色しか出せず、色味に乏しいという欠点があります。
そのため、もっと深みのある落ち着いた色を出したい場合は、ヘナで染めた後に、インディゴという青系統の染料で重ね染めする必要があります。
二度染めすると落ち着きのある茶系統の色に染まりますが、二度手間になるため、ヘアカラーに比べるとかなり手間ひまかかると言えるでしょう。
